職場からのメンタル不調者をなくそう!
うつ病を出さない職場にするためには経営者の、メンタルヘルスに対する理解と主体的な取り組みが必要です。
[STEP1] 経営者のメンタルヘルスに関する正しい理解
- メンタルヘルス活動の意義と目的
- 事業者が果たすべき安全(健康)配慮義務の内容
- エビデンスに基づいたストレス軽減や精神疾患の予防対策
- メンタルヘルス不調者への対応の仕方
- リスクマネジメントに必要なルールや仕組みづくり
「うつ病」と「ストレス」は大きく関係している
【職場環境の影響と可能なストレス対策】
❶仕事上のストレス
仕事の負荷やノルマのコントロール、仕事上でのケア
❷職場の人間関係
職場の人間関係はストレスの重要な要因
❸作業環境や作業管理の状況
騒音環境や温熱環境などといった好ましくない作業環境は、人間の生理的適応の上でも大きな問題
❹配置転換,異動,役割の変化
これらの変化は強制的に再適応が要求される状況であり、これまで慣れ親しんできた環境の喪失でそのため、労働者のうつ病発症の大きなきっかけになり得ることが多い
❺交代勤務
夜勤を含む交代勤務は健康上の大きなリスク
「ストレス」とは…
外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことです。実はうれしいことも楽しいこともストレスの原因になります。
メンタルヘルスケアを 積極的に取り組む企業のメリット
組織の活性化と従業員のワークライフバランス向上の為に
職場でのメンタルヘルス活動
ストレスチェック制度のほか、うつ病の早期発見・早期介入及び再燃再発の防止・職場復帰支援
ストレスチェック制度
一次予防(労働者のメンタルヘルスの保持・増進)が目的
うつ病の一次予防
うつ病は不眠症の関係していると考えられ睡眠の質を有意に高めるための認知行動療法を行う
うつ病の二次予防
心の健康の保持増進の為の「4つのケア」セルフケア、ラインケア、事業場内産業保健スタッフ等によるケア、事業場外資源によるケアを行う
うつ病の三次予防
職場復帰支援や事業場外機関による復職支援プログラム(リワークプログラム)
【職場復帰支援】
- 病気休業開始及び休業中のケア
- 主治医による職場復帰可能の判断
- 職場復帰可否の判断及び職場復帰支援プランの作成
- 最終的な職場復帰の決定
- 職場復帰後のフォローアップ