代表理事松岡康彦の公認心理師合格がかながわ経済新聞に掲載されました

代表理事松岡康彦の公認心理師合格が、かながわ経済新聞に掲載されました。

本紙連載中の松岡氏 社長業やりながら「公認心理師」合格

相模原商工会議所の工業部会副部会長で、本紙連載「産業よもやま話」も執筆する松岡康彦・湘南デザインCEOが、地元産業人として初めて、国家資格「公認心理師」に合格した。

“心の健康”をサポートする公認心理師は、2017年の公認心理師法施行により創設された日本初の心理職の国家資格で、今後は医療や福祉、教育、司法、産業の5分野での活躍が期待されている。主に大学院修了などが必須の高度な資格でもある。

松岡CEOは、かつて社員が4人、うつ病にかかり退職したのを機に、人の心理に関心を持つようになった。「うつ病になる社員を出さないためには、自分がまずうつ病について知らなければ…」と、社長業のかたわら勉強を続け、2016年に「精神保健福祉士」に合格。その後、中小企業で職場からのうつ病を防ごうと、産・学・士業が連携した組織「一般社団法人・産業精神保健機構」の発起人となった。さらに深掘りしていこうと、大学院にも進学。修了後に公認心理師試験を受験。今回、2回目の挑戦で晴れて合格となった。社員のうつ病をきっかけに、心理の勉強を始めて5年半の歳月をかけたという。

今後はその知識を自社の経営に役立てるほか、同機構と契約した企業を対象に、定期的に出向いて社員たちの心の健康をサポートしていく。無論、同じ経営者として社長のメンタル相談にも応じる。

松岡CEOは「相模原で、うつ病が発生する事業所数をゼロにしていきたいです。自分自身の経験も踏まえて、ノウハウを伝えていきたいです」と意気込んでいる。